書誌事項
- タイトル別名
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- The Clinical Characteristics of Panic Disorder Patients with Irritable Bowel Syndrome
- カビンセイ チョウ ショウコウグン オ トモナウ パニック ショウガイ カンジャ ノ リンショウテキ トクチョウ
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抄録
過敏性腸症候群(IBS)を伴うパニック障害(PD)患者の臨床的特徴を調査することを目的とし, DSM-IVの基準を満たすPD患者150名(平均年齢33.7±9.5歳)を対象に調査を行った.その結果, PD患者中36.0%がIBSを伴っていた.IBS先行例は38.9%, PD先行例は29.6%, 同時発症例は14.8%であった.IBSを伴う患者は伴わない患者と比較して, 広場恐怖併存率と抑うつの程度が有意に高く, 予期不安頻度に高い傾向がみられた.さらに, IBSと広場恐怖両方を伴う患者とIBSを伴わず広場恐怖を伴う患者はIBSと広場恐怖両方を伴わない患者と比較して予期不安の程度・頻度および抑うつの程度が有意に高かつた.
収録刊行物
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- 心身医学
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心身医学 45 (12), 915-922, 2005
一般社団法人 日本心身医学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679868227200
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- NII論文ID
- 110003479811
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- NII書誌ID
- AN00121636
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- ISSN
- 21895996
- 03850307
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- NDL書誌ID
- 7710795
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可