新しい尿中たんぱく定量法の検討(その 2) : トリクロール酢酸-ポンソー S 改良法(界面活性剤の添加)

書誌事項

タイトル別名
  • Studies of New Methods for Urinary Protein Determination : II. Modified Trichloroacetic Acid (TCA)-Ponceau S Method by Addition of Surface Active Agent (Triton X-100)
  • 新しい尿中たんぱく定量法の検討-2-トリクロール酢酸-ポンソーS改良法(界面活性剤の添加)
  • アタラシイ ニョウチュウ タンパク テイリョウホウ ノ ケントウ 2 トリクロ

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説明

尿たんぱく定量法として界面活性剤(トリトンX-100)を添加したトリクロール酢酸-ポンソーS改良法について検討し, Pesceらの法, 佐々木らの改良法, ビウレット法およびその他の方法と比較した。この方法は温度やA/G比による影響がほとんどなく, ビウレット法との相関係数は0.998と良好な直線相関を示し, 高感度で満足すべき再現性を示した。操作はKingsbury-Clark法のように一段階ではなく簡便さはやや劣るが, 主な利点は, 高感度でしかもアルブミンとγ-グロブリンとでほぼ同じ感度を示し, 特異性が高い点が挙げられる。

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