パルスレーザーによる血管内焼灼術の進歩

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タイトル別名
  • Progress in Endovenous Pulsed Laser Ablation

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要旨:世界で初めて血管内レーザー焼灼術に導入されたのは連続波レーザーであった。しかし,熱制御機構がないため合併症が少なからず発生したことから,より長い波長への移行や改良型ファイバーが開発されてきた。一方で,熱制御機構のあるパルスレーザーも並行して開発されている。本稿ではパルスレーザーの理論背景から連続波レーザーとの違いを論じ,最新のパルスレーザー理論であるMicropulsation 法(MP 法)まで解説する。MP 法は血液や静脈壁の熱緩和時間に対応した焼灼が可能で,連続波レーザーよりも高い有効性と安全性が期待できる。

収録刊行物

  • 脈管学

    脈管学 54 (12), 185-192, 2014

    日本脈管学会

参考文献 (19)*注記

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