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- 岡ノ谷 一夫
- 東京大学総合文化研究科生命環境科学系
書誌事項
- タイトル別名
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- Origin of Vocal Language
- —A Pre-Adaptation Hypothesis—
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抄録
<p>音声言語はヒトに特有な行動であるが,音声言語を構成する下位機能はヒト以外の動物にも同定可能である.これら下位機能を多様な動物において同定し,それらがどう組み合わされば言語が創発するのかを考えるのが,言語起源の生物心理学的な研究である.ここでは,発声学習,音列分節化,状況分節化の3つの下位機能について,鳥類と齧歯類を用いた研究を紹介する.これら下位機能が融合して音声言語が創発する過程として,相互分節化仮説を紹介する.この仮説では,音声言語の起源として歌を考える.歌が複雑化して多様な社会的状況と対応をもつようになると,複数の状況の共通部分と,歌の共通部分が相互に分節化され,歌の一部が意味をもつようになる.これが繰り返され,音声言語の基盤ができる.</p>
収録刊行物
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- 音声言語医学
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音声言語医学 57 (4), 367-371, 2016
日本音声言語医学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679878762368
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- NII論文ID
- 130005171769
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- ISSN
- 18843646
- 00302813
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可