A Case of Central Diabetes Insipidus That Developed in a Pregnant Woman with Type 1 Diabetes Mellitus

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Other Title
  • 妊娠中に中枢性尿崩症を発症した1型糖尿病の1症例
  • 症例報告 妊娠中に中枢性尿崩症を発症した1型糖尿病の1症例
  • ショウレイ ホウコク ニンシン チュウ ニ チュウスウセイ ニョウホウショウ オ ハッショウ シタ 1ガタ トウニョウビョウ ノ 1 ショウレイ

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症例は26歳,女性.8歳発症の1型糖尿病患者で妊娠5週に当センターを紹介され初診.HbA1c 7.7%でありコントロールのため入院.糖尿病合併症は認められず,血糖コントロール改善したため退院.妊娠11週頃からHbA1c 5%台にもかかわらず,口渇,1日4~5lの多飲および多尿が出現.ADH-アルギニンバソプレシン(以下,AVP)0.15 pg/mlと低値であったため,尿崩症の合併が疑われ,妊娠15週に精査のため入院.DDAVP(デスモプレシン)10 μgの試験的投与にて中枢性尿崩症と診断.DDAVP開始後,自覚症状は改善し尿量も約2l/日に減少した.妊娠38週2日,自然分娩にて3,440 gの女児を出産.児は新生児低血糖を認めたが,他の合併症は認めなかった.授乳終了後に行った頭部MRIでは,下垂体後葉のhigh intensity areaの消失が認められた.妊娠中に尿崩症を発症した1型糖尿病合併妊婦の稀有な症例を試験したので報告する.

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