腹診の全て―腹診伝承―

書誌事項

タイトル別名
  • All About Abdominal Palpation-The Traditional Diagnosis Method
  • 第60回日本東洋医学会学術総会 教育講演 腹診の全て--腹診伝承
  • ダイ60カイ ニホン トウヨウ イガッカイ ガクジュツ ソウカイ キョウイク コウエン フクシン ノ スベテ フクシン デンショウ
  • —The Traditional Diagnosis Method—
  • —腹診伝承—

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説明

日本漢方は,診察法として腹診の手法を行う。<br>腹診は,四診,すなわち望,聞,問,切診の中の切診の一部ではあるが,診断である証の判定の為に,最も有力な情報が得られる手技である。<br>また,腹診は,東亜諸国,諸地域に伝承されている伝統医学の中で,日本で,唯一,独自に発展した診察法である。<br>なお,現代行われている腹診は,主に古方,傷寒論系医学におけるものであるが,折衷派医学にも影響が及んでいる。<br>さらに,腹診は,形式的認識ではあるが,手技,手法である故,一応の修練,習熟が必要である。<br>本稿で,古昔より長年にわたって集積された腹診の知見を解説する。

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参考文献 (12)*注記

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