書誌事項
- タイトル別名
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- Clinical Study of Scalloped Tongue.
- シコン ゼツ ノ リンショウ
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説明
舌所見の中で, 比較的認識が容易であり, 病因以外の影響の少ないものとして歯痕舌がある。歯痕舌の臨床像を検討し, その漢方的発生病理の考察を行った。歯痕舌は当院内科外来患者の9.6%に認められ, 稀なものではない。陰病期の水滞, 脾虚, 脾腎陽虚証に多く, 少陽病期にも認められた。これらの症例では, 歯痕舌を基本に, さらに詳細な病態分類が可能であり, 補剤, 健脾利水剤などの選択に有用な所見と考えられる。
収録刊行物
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- 日本東洋医学雑誌
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日本東洋医学雑誌 42 (1), 31-35, 1991
一般社団法人 日本東洋医学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679884391040
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- NII論文ID
- 130001416627
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- NII書誌ID
- AN00015774
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- ISSN
- 1882756X
- 02874857
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- NDL書誌ID
- 3750175
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDLサーチ
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可