書誌事項
- タイトル別名
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- Embryological Consideration of Half-exterior Half-interior
- 東洋医学の広場 半表半裏の発生学的考察
- トウヨウ イガク ノ ヒロバ ハンヒョウ ハンリ ノ ハッセイガクテキ コウサツ
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説明
漢方医学において半表半裏とされる部位について,傷寒論条文を発生学的に検討したところ,鰓弓領域と一致性がみられた。鰓弓部分は主に三叉神経から迷走神経の支配領域に一致し,一部内耳神経と副神経にも関連が見られた。つまり,半表半裏証は鰓弓由来の部分が熱を持っている病態と考えられる。傷寒論と発生学は本来別のものであり,傷寒論の病態を発生学的に理解することには限界もあるが,理解の一助にもなるのではないかと思われる。
収録刊行物
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- 日本東洋医学雑誌
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日本東洋医学雑誌 59 (6), 813-820, 2008
一般社団法人 日本東洋医学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679884442240
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- NII論文ID
- 110007028475
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- NII書誌ID
- AN00015774
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- ISSN
- 1882756X
- 02874857
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- NDL書誌ID
- 9757194
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDLサーチ
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可