書誌事項
- タイトル別名
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- A study of the indications for Chi-wan-liao.
- セキガンリョウ ノ テキオウ ビョウタイ ニ カンスル イチコウサツ
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抄録
金匱要略所載の赤丸を料として, 80症例 (延87例) に投与した。赤丸の処方構成は茯苓, 烏頭, 細辛に桂枝または半夏を加えるとされている。その有効例, 無効例の解析を行ったところ, 桂枝の加わった赤丸料により高い有効性が得られた。赤丸料は“表”に主座をもつ病変に比較的有効であるが, 有効率を高めるためには鳥頭を一日2g以上用いることが必要であることが示唆された。<br>脈候・腹候に本方に特徴的な所見は得られなかったが, 電気温鍼法による負荷試験で20分以上を示すことが必要条件である。また自覚的には身体の寒さを異常に訴えるもの, 易疲労を伴うものに適応となるものが多い傾向が示された。金匱要略には「寒気厥逆」とのみその適応病態が記されているが, 今回の研究により本方の適応病態がより具体化されたものと考える。
収録刊行物
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- 日本東洋医学雑誌
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日本東洋医学雑誌 37 (3), 199-206, 1987
一般社団法人 日本東洋医学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679884724992
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- NII論文ID
- 130001415967
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- NII書誌ID
- AN00015774
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- ISSN
- 1882756X
- 02874857
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- NDL書誌ID
- 3124283
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可