勤労男性の生活における身体活動とメタボリックシンドロームとの関連

  • 市原 多香子
    徳島大学大学院ヘルスバイオサイエンス研究部療養回復ケア看護学分野
  • 田村 綾子
    徳島大学大学院ヘルスバイオサイエンス研究部療養回復ケア看護学分野
  • 南川 貴子
    徳島大学大学院ヘルスバイオサイエンス研究部療養回復ケア看護学分野
  • 桑村 由美
    徳島大学大学院ヘルスバイオサイエンス研究部療養回復ケア看護学分野
  • 小杉 知里
    徳島大学病院糖尿病対策センター
  • 安藝 菜奈子
    徳島大学病院糖尿病対策センター
  • 保坂 利男
    徳島大学病院糖尿病対策センター
  • 首藤 恵泉
    徳島大学大学院ヘルスバイオサイエンス研究部実践栄養学分野
  • 酒井 徹
    徳島大学大学院ヘルスバイオサイエンス研究部実践栄養学分野
  • 船木 真理
    徳島大学病院糖尿病対策センター

書誌事項

タイトル別名
  • Relationship between Physical Activity and Metabolic Syndrome in Male Workers
  • 疫学 勤労男性の生活における身体活動とメタボリックシンドロームとの関連
  • エキガク キンロウ ダンセイ ノ セイカツ ニ オケル シンタイ カツドウ ト メタボリックシンドローム ト ノ カンレン

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説明

メタボリック症候群(MetS)と関連する身体活動について2008年度に横断調査を行った.研究同意が得られた徳島県の男性勤労者547名(20歳以上~60歳以下)を対象とした.身体活動の調査は,国際標準化身体活動質問表(IPAQ)日本版のLong versionに6質問項目を追加した用紙を用いた.その他に問診・身体計測・血液検査・食事調査を行った.統計解析は,MetS該当者と非該当者で比較を行い,さらに身体活動がMetS有無に与える要因を検討するためロジスティック回帰分析を行った.MetS該当者は547名中75名であった.MetSの有無と関連を認めたのは,余暇における強い活動の頻度(OR=0.428)とエレベータ利用度(OR=1.182)の2項目であった.余暇における強い活動頻度の減少とエレベータ利用の多さがMetSに関連する可能性がある.

収録刊行物

  • 糖尿病

    糖尿病 56 (9), 637-645, 2013

    一般社団法人 日本糖尿病学会

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