書誌事項
- タイトル別名
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- Indication of paraaortic lymph node dissection for gastric cancer.
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説明
腹部大動脈リンパ節No.(16) を郭清した胃癌262例を対象として, No.(16) リンパ節郭清の意義, 郭清の適応と郭清範囲などについて検討を加えた, 262例のNo.(16) 組織学的転移率は27.1%であった.原発巣の局在別にNo.(16) への転移ルートをリンパ節の転移状況から検討し, 4ルートを解明した. No.(16) 治療的郭清の適応は, No.(16) 転移を郭清して相対非治癒切除が可能な症例である.予防的郭清の適応 (相対的適応) は, S2でNo.(7) (8) (9) (14) の何れかに転移陽性症例, So, S1症例でもNo.(9) (14) に転移を認めた症例である.No.(16) の転移71例中の5年生存例は5例であった.No.(16) 転移例の術後累積5生率は予防的郭清例で34.6%, 治療的郭清例で19.1%が得られた.
収録刊行物
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- 日本消化器外科学会雑誌
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日本消化器外科学会雑誌 22 (7), 1749-1754, 1989
一般社団法人 日本消化器外科学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679894605440
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- NII論文ID
- 130004116295
- 110001315464
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- NII書誌ID
- AN00192066
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- ISSN
- 13489372
- 03869768
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可