書誌事項
- タイトル別名
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- Usefulness of Thermography in the Upper Extremity Entrapment Neuropathy.
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抄録
サーモグラフィーは簡便で非侵襲的な検査法であり, 整形外科領域でもよく用いられている. 今回, 我々は上肢の entrapment neuropathy におけるサーモグラフィーの有用性を検討した. 対象とした肘部管症候群16例, 手根管症候群10例について, それぞれサーモグラフィーを用いて得られた皮膚温の変化と, 術前のMCV, 病期及び術後の評価との関係について調べた. 26例中, 健側に対して皮膚温の低下を認めたのは4例のみであり, 温度変化自体も小さく, いずれの関係においても統計学的な相関はみられなかった. 神経自体の障害が比較的軽度で緩徐にくることの多い上肢の entrapment neuropathy においては, サーモグラフィーの有用性は低いと思われた.
収録刊行物
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- 整形外科と災害外科
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整形外科と災害外科 46 (2), 319-322, 1997
西日本整形・災害外科学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679910255744
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- NII論文ID
- 10011353962
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- NII書誌ID
- AN00126582
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- ISSN
- 13494333
- 00371033
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- 本文言語コード
- en
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可