書誌事項
- タイトル別名
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- Investigation of 11 Poor Cases of Femoral Trochanteric Fracture Treated with Compression Hip Screw
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説明
AS hip screwを用いて骨接合術を行った139例の大腿骨転子部骨折患者のうち,転位もしくはcut outした11例の転位の原因と術後1週目のtelescoping量を調査した.7例で過度のtelescopingを認め,免荷期間を延長した.4例(2.9%)でcut outをきたし,2例で人工骨頭置換術を,2例でCondylar plateによる再手術を行った.経過不良の原因は整復不良1例,ラグスクリュー刺入部骨折5例,不明5例だった.術後1週目の平均telescoping量は不良群14.7mm,良好群3.2mmと有意差を認め(p<0.0001),10mm以上telescopingしたものは78%の高率で転位した.適切に整復・刺入しても予想外に転位することがあり,原因として骨の脆弱性が考えられた.術後1週目に10mm以上のtelescopingしたものは成績不良となる確率が高い.
収録刊行物
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- 整形外科と災害外科
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整形外科と災害外科 55 (4), 425-431, 2006
西日本整形・災害外科学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679914881408
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- NII論文ID
- 130004460587
- 10018786537
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- NII書誌ID
- AN00126582
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- ISSN
- 13494333
- 00371033
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可