書誌事項
- タイトル別名
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- Treatment Outcome of PFNA for Femoral Trochanteric Fracture
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説明
2005年6月から2009年2月までの間にProximal Femoral Nail-Antirotation(PFNA)を用いて骨接合術を行った大腿骨転子部骨折38例の治療成績を報告した.対象は男性7例,女性31例で平均年齢は84.2歳であった.骨折型はAO分類A1が16例,A2が19例であった.手術待機日数は平均6.5日で手術時間は平均40.6分,術中出血量はいずれも少量であった.TAD(Tip-Apex Distance)は平均22.9(13~33)であった.UCLA activity scoreは23例が受傷前のレベルまで改善し,15例で歩行能力の低下を認めた.術後合併症は脳梗塞2例,心筋梗塞1例,創感染1例,肺炎2例,尿路感染症1例であり,インプラントの折損,カットアウト,内反変形は認めなかった.術後短期成績例も含めて,比較的良好な結果を得ることができた.
収録刊行物
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- 整形外科と災害外科
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整形外科と災害外科 59 (1), 60-63, 2010
西日本整形・災害外科学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679914999680
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- NII論文ID
- 130004460918
- 10026059598
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- NII書誌ID
- AN00126582
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- ISSN
- 13494333
- 00371033
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可