化膿性胸鎖関節炎の1例

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  • Pyogenic Arthritis of Sternoclavicular Joint: A Case Report

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説明

胸骨骨髄炎は比較的稀な疾患である.今回我々は,手術的に本疾患を治療し良好な成績を得られたので報告する.症例:40歳,体格の良い男性.既往歴,職歴:既往に特記所見なし,重い荷物を持つ仕事に従事している.現病歴:平成21年4月左胸鎖関節部痛にて発症する.4月胸鎖関節注射を施行するも無効であり,5月病巣掻爬術を施行した.培養検査では,peptococcusが検出された.術後特に大きなトラブルなく現在日常生活上仕事も支障なく行えている.考察と結語:患者が元来健常人である場合,診断,治療が遅れることもあり日常的に本疾患を念頭に置いた診療が必要と考える.

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