書誌事項
- タイトル別名
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- Refractures of the Midshaft Forearm in Children
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説明
小・中学生の前腕両骨骨幹部骨折(中3分の1)を調査し,再骨折例を検討した.2003年11月以降,22例の対象前腕骨骨折を治療し,そのうち6例に再骨折をおこし,うち1例は再々骨折をおこした.6例全例10歳以上であった.5例は若木骨折で,角状変形と回内外可動域制限が残存し,完全な骨癒合を得ていなかった.4例の受傷機転がスポーツによるものであった.再骨折の治療は,5例に対しては手術を行い,良好な成績を得た.10歳以上,完全に癒合していない若木骨折,角状変形の残存,回内外可動域制限は再骨折の要因と考えられた.また,早すぎるスポーツ復帰も要因と考えられる.
収録刊行物
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- 整形外科と災害外科
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整形外科と災害外科 57 (3), 493-496, 2008
西日本整形・災害外科学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679915996160
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- NII論文ID
- 10024299337
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- NII書誌ID
- AN00126582
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- ISSN
- 13494333
- 00371033
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可