B群溶血性連鎖球菌(GBS)の取り扱いについて

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タイトル別名
  • Treatment of group B streptococcus in our hospital

抄録

B群溶血性連鎖球菌(以下GBS)感染症は新生児の細菌性感染症として最多で,生後7日未満に発症する早発型(early-onset infection;EO)はGBS感染症の80%以上を占め,分娩時に産道を介して児に伝播し発症すると重症化率が高い.当院では局所除菌目的で,妊娠34~37週にGBS陽性で同意を得られた症例にクロラムフェニコール腟錠(CP)腟錠の経腟投与を行ってきた.今回われわれは,当院で行っている局所除菌の効果をみると同時にGBS保菌率,新生児への伝播率,抗菌剤投与から分娩までの所要時間や破水から分娩までの時間と新生児伝播率の関係について検討を行った.【本誌65巻2号p119-125 [原著]論文として掲載】

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  • CRID
    1390282679922596480
  • NII論文ID
    130004910739
  • DOI
    10.11437/sanpunosinpo.65.307
  • ISSN
    13476742
    03708446
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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