書誌事項
- タイトル別名
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- A new subspecies of the genus Leptoconops from Amami-oshima, Japan (Ceratopogonidae : Diptera)
- 奄美大島産Leptoconops属の新亜種について〔英文〕
- アマミ オオシマサン Leptoconopsゾク ノ シンアシュ ニ ツイテ
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抄録
奄美大島南部の東海岸に位置する花徳部落において主に春季の3,4月にかけて発生し, 人を激しく襲う吸血昆虫の予備調査を1977年4月に行いトクナガクロヌカカ(Leptoconops nipponensis Tokunaga, 1937)に極めて類似した種の雌標本を人囮法によって多数得た。トクナガクロヌカカの原記載および再記載の他, トクナガクロヌカカの基産地である鳥取県米子産の雌標本との形態を比較した結果, 本種は, 現在比較が可能な雌成虫に関してはトクナガクロヌカカとほとんど区別が困難な程類似しているが, わずかに触角末端節とその前3節を合せた長さの比, 頭頂および胸背後縁上の剛毛の長さ, さらに前脚第一趺節の剛針の大きさに一定した差が認められるので, 本種をトクナガクロヌカカの新亜種として報告する。
収録刊行物
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- 衛生動物
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衛生動物 28 (4), 385-388, 1977
日本衛生動物学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679922988160
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- NII論文ID
- 110003815439
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- NII書誌ID
- AN00021948
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- ISSN
- 21855609
- 04247086
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- NDL書誌ID
- 1917283
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- 本文言語コード
- en
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可