子宮腟部仮性びらんの治癒機序に関する臨床的研究特に電気焼灼後の変化について

書誌事項

タイトル別名
  • Clinical Studies on Healing Process of Pseudoerosion of Cervix, Especially after Electrocauterization
  • シキュウチツブ カセイビラン ノ チユ キジョ ニ カンスル リンショウテキ ケンキュウ トクニ デンキ ショウシャク ゴ ノ ヘンカ ニ ツイテ

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説明

子宮腟部仮性びらん焼灼後の治癒機序を腟拡大鏡的, 組織学的に観察し, 更に腟部の形態的変化(腟部並びにびらん面積の変化)と腟内客液並びに腟剥脱細胞所見をも検索することによつて, びらんの治癒機序の一端を窺知せんとした. その結果焼灼後の治癒機序は瘢痕性收縮によるものでなく, 周囲扁平上皮からの新生上皮と腺上皮下の予備細胞並びにそれに連続して創面に伸延せる予備細胞の扁平上皮生によつて被覆されるもので, 加えて腟内pH, 自浄度が少なからぬ関係を有すると云う結果を得た.

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