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- 橋本 知幸
- 日本環境衛生センター環境生物・住環境部
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- 皆川 恵子
- 日本環境衛生センター環境生物・住環境部
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- 數間 亨
- 日本環境衛生センター環境生物・住環境部
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- 武藤 敦彦
- 日本環境衛生センター環境生物・住環境部
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- 葛西 真治
- 国立感染症研究所昆虫医科学部
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- 駒形 修
- 国立感染症研究所昆虫医科学部
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- 前川 芳秀
- 国立感染症研究所昆虫医科学部
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- 冨田 隆史
- 国立感染症研究所昆虫医科学部
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- 渡辺 護
- 国立感染症研究所昆虫医科学部
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- 澤邉 京子
- 国立感染症研究所昆虫医科学部
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- 白石 都
- 兵庫県豊岡健康福祉事務所
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- 大石 英明
- 豊岡市健康福祉部
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- 山内 健生
- 兵庫県立大学自然・環境科学研究所/兵庫県立人と自然の博物館
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- 五十嵐 真人
- 日本防疫殺虫剤協会
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- 池田 文明
- 日本防疫殺虫剤協会
書誌事項
- タイトル別名
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- Suppressive effect and persistence of hygienic acaricides for control of ticks in recreational areas
- ヒト ノ カツドウイキ ニ セイソク スル マダニ ニ タイスル エイセイ ガイチュウヨウ サッチュウザイ ノ ボウジョ コウカ
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説明
<p>人の活動域に生息するマダニに対して,衛生害虫用殺虫剤4製剤(プロペタンホスMC剤,フェニトロチオンフロアブル剤,フェンチオン・フタルスリン混合乳剤,フェニトロチオン粉剤)を各々処理し,防除効果とその持続性を評価した.試験区内ではフタトゲチマダニが優占して見られた.4製剤は処理1~6日後に80%以上の減少率を示し,概ね速効的にマダニを駆除した.4製剤の中でプロペタンホスMC剤は48日後まで減少率80%以上を維持し,効果が最も持続した.他の剤は19日後以降,減少率は徐々に低下した.これに対して,処理区画内で地面と同様に処理し,継続配置した白布を1, 6, 31日後に回収し,マダニを24時間強制接触させた場合,フェンチオン・フタルスリン混合乳剤とフェニトロチオン粉剤では6日後までに,他の剤も31日後には残効性がほぼ消失し,見かけ上の効果と残存成分による効果には差があることが示唆された.処理区周辺でのニホンジカ等の大型動物の活動状況から,処理区内のマダニ密度の回復には,これらの動物による影響が大きいと推定された.</p>
収録刊行物
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- 衛生動物
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衛生動物 68 (3), 101-108, 2017
日本衛生動物学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679924291200
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- NII論文ID
- 130006189740
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- NII書誌ID
- AN00021948
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- ISSN
- 21855609
- 04247086
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- NDL書誌ID
- 028650953
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDLサーチ
- Crossref
- CiNii Articles
- OpenAIRE
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可