書誌事項
- タイトル別名
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- On the effects of pyroligneous liquors on flies and slugs
- ハエ ナラビニ ナメクジ ニ タイスル モクサクエキ ノ コウカ ニ ツイテ
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説明
ハエならびにナメクジ害防除に木酢液を使用し, 次の結果をえた.1)木酢液の成分中, 中性区, 塩基性区, フェノール区はハエに忌避されなかつた.前者の混合は, 単独の場合より強い効果を示した.この混合物を水産乾製品の製造時に使用したところ, 日乾中のハエ付着が少なくなり, 製品の品質には何ら害がなかつた.2)木酢液はナメクジに対し速効性の強い接触毒を示した.効果は有機酸区, カルボニル区に強く, フェノール区, 中性区, 塩基性区にもあつた.殺ナメクジ効果は, 木酢液のもつ強酸性が主因ではない.3)木酢液はナメクジに対し強い忌避効果を示した.
収録刊行物
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- 衛生動物
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衛生動物 19 (4), 252-257, 1968
日本衛生動物学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679924813952
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- NII論文ID
- 110003820915
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- NII書誌ID
- AN00021948
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- ISSN
- 21855609
- 04247086
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- NDL書誌ID
- 8115011
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDLサーチ
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可