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- 可部 順三郎
- 東大物療内科:東京共済病院
書誌事項
- タイトル別名
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- Bronchial Asthma and Asthma-like Dyspnea Caused by Inhalation of Simple Chemicals
- タンジュン カガク ブッシツ キュウニュウ ニ ヨル ゼンソク オヨビ ゼンソク ヨウ コキュウ コンナン
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抄録
薬物もまた呼吸器を場とするアレレルギー性反応の原因となりうる.Simple chemical compoundによる呼吸器の反応の形式を文献上および自験例から検討して次のように分類した.1)即時反応群:ethylene diamineで代表される薬物で, 暴露後ただちに呼吸困難がおこる.2)遅発型反応群:paraphenglene diamineで代表され, 暴露後数時間で呼吸困難を生じる.3)非特異的反応群:薬物アレルゲンとしてでなくirritantとして作用にいるもの.4)不明群:作用機序不明のもの.simple chemicalsの呼吸器におよぼす免疫学的機序は, 合併する皮膚症状, 病理学的所見, 皮膚反応・吸入試験・沈降反応の成績, 動物実験などにもとづいて決定される.われわれは従来カンジダ菌体成分吸入などによつておこる遅発型呼吸困難が遅延型アレルギーにもとづくと考えて実験を行なつてきた.simple chemicalsによる呼吸器の反応が1型より4型までの多彩なアレルギー反応の形式をとることはこの見解を支持するものと考えられる.
収録刊行物
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- アレルギー
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アレルギー 20 (6), 444-450,490, 1971
一般社団法人 日本アレルギー学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679945194496
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- NII論文ID
- 110002408486
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- NII書誌ID
- AN00012583
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- ISSN
- 13477935
- 00214884
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- NDL書誌ID
- 8106417
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可