書誌事項
- タイトル別名
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- Basic Studies on the Mechanism of Antibody-Dependent Cellular Cytotoxicity(ADCC) : I.Improvement of Assay Method and Analysis of ADCC Phenomenone
- ADCC(Antibody Dependent Cellular Cytotoxicity)の基礎的研究-1-ADCC測定法の改良と発現条件の検討
- ADCC Antibody Dependent Cellular Cytoto
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説明
ラットMC肉腫培養細胞を標的細胞に用い, その異種および同種抗血清でADCCの条件, 動態につき検討した.cytotoxic assayはTakasugiの方法を応用し改良した.ADCC活性はヒト末梢血細胞をeffectorとすると高く, 補体結合性の細胞障害性よりも100倍以上高かった.effectorをモルモット末梢血細胞にすると活性は低かった.この方法でCDA(cell dependent antibody)の特異性を異種抗血清をもちい, 標的細胞を種々かえて検討したところ, この血清のADCC活性には明らかな特異性が認められた.同一個体につきリンパ系臓器のADCC活性をみると, 脾細胞と末梢血細胞に高かった.またADCC発現は抗血清の濃度および, incubation time, さらにeffector doseに依存し, さらに抗体の結合は標的細胞におこりこれにeffectorが働くことが示された, またeffectorにはFcリセプターが必要とされた.
収録刊行物
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- アレルギー
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アレルギー 26 (11), 740-748,782, 1977
一般社団法人 日本アレルギー学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679946569600
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- NII論文ID
- 110002410704
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- NII書誌ID
- AN00012583
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- ISSN
- 13477935
- 00214884
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- NDL書誌ID
- 1914928
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDLサーチ
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可