喘息児における気道過敏性の季節変動についての検討
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- 渡部 創
- 川崎協同病院小児科
書誌事項
- タイトル別名
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- INVESTIGATIONS OF SEASONAL VARIATION OF BRONCHIAL HYPERSENSITIVITY IN ASTHMATIC CHILDREN
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抄録
気管支喘息児において, アセチルコリン・ヒスタミン吸入テスト閾値およびEIA測定の3つのパラメーターを用いて, 気道過敏性を季節ごとに測定し, 次のような結果を得た.1)気道過敏性には, 季節的変動はみられなかった.2)気道過敏性を同一時期で測定すると, 喘息が軽快する群では, アセチルコリン閾値とEIAが改善し, それらは予後の適切な指標になりうると考えられた.3)しかし, ヒスタミン閾値は, 1年間では喘息発作が軽快しても変動しなかった.
収録刊行物
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- アレルギー
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アレルギー 36 (9), 833-837, 1987
一般社団法人 日本アレルギー学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679948605440
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- NII論文ID
- 110002415441
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- ISSN
- 13477935
- 00214884
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可