喘息死特別委員会報告

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タイトル別名
  • 委員会報告 喘息死特別委員会報告
  • イインカイ ホウコク ゼンソクシ トクベツ イインカイ ホウコク

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抄録

1. 目的, 経緯:喘息死特別委員会は我が国の喘息死の実態把握とそれに基づく防止対策を目的として1997年10月に設置された. 本委員会はその主要な活動として1998年より2003年までの6年間にわたり年1回, アレルギー学会員を対象とする喘息死に関するアンケート調査を実施した. なお委員会活動は当初の3年間の予定であったが, 調査の重要性から更に3年間の調査活動の追加実施が承認され計6年間の活動となった. 今回は6年間の調査内容の解析成績について報告する. 2. 調査内容:1)喘息死の定義:「気管支喘息の患者で喘息発作, 合併症, 後遺症, あるいは喘息の治療が直接の死因となったと推定される死亡」とし, 鎮痛解熱薬服用による死亡, 喘息に合併したアナフィラキシーショックによる死亡も含めた. 2)調査対象および方法:対象は日本アレルギー学会会員で内科, 呼吸器科, アレルギー内科, 小児科, 救急救命部, に所属する3158施設の医師であった.

収録刊行物

  • アレルギー

    アレルギー 53 (12), 1216-1219, 2004

    一般社団法人 日本アレルギー学会

被引用文献 (1)*注記

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