書誌事項
- タイトル別名
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- THE EFFECT OF PARTICLE SIZE AND AMOUNT OF INHALATION ON THE PULUMONARY FUNCTION TESTSN IN ASTHMATIC CHILDREN
- ショウニ キカンシ ゼンソク ホッサ ノ チリョウ ニ オケル キュウニュウキ ノ リュウシケイ オヨビ キュウニュウリョウ ノ チガイ ニ ヨル コキュウ キノウ カイゼン ノ ケントウ
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抄録
吸入療法において, 粒子径の大小の比較及び吸入される量の比較をβ2刺激薬吸入による気管支拡張効果で行った. 1)2種の日商式ネブライザー(R)(MMD:7.43μm, MMD:10.76μm)とMMD:4.0μmのLCプラスネブライザー(パリ, ターボボーイ(R))を比較すると, FEV1. 0改善率はLCプラスが日商式の2種より吸入15分後で有意な改善傾向を示した(p<0.05). 他の呼吸機能検査も, 同様であった. 2)吸入される量の比較では, 日商式ネブライザーにおいて, Y字管を使用して吸気時にのみ噴霧する(日商Y+)とY字管を使用しない(日商Y-), ならびにLCプラスにおいてバルブシステムを使用したLC+と使用しないLC-とについて吸入効果を検討した. 日商Y+は日商Y-より, LC+はLC-より吸入される量が多く, 吸入量の喪失が少ない方が改善率が良かった. 3)DSCGの肺内沈着率を表す尿中DSCG排泄量の検討では, LC+, 日商Y+, LC-, 日商Y-の順で排泄量が多く, 呼吸機能の改善効果とほぼ一致する値であった. 粒子径中央値が5μm以下と小さく, 吸入量の喪失が少なく吸入される量が多いネブライザーが良好と考えられた.
収録刊行物
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- アレルギー
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アレルギー 53 (11), 1152-1162, 2004
一般社団法人 日本アレルギー学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679962130304
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- NII論文ID
- 110002435046
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- NII書誌ID
- AN00012583
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- ISSN
- 13477935
- 00214884
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- NDL書誌ID
- 026062972
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可