歯列不正と口腔衛生における指数の関連性 : 特に叢生歯列と歯垢付着,歯肉炎について

書誌事項

タイトル別名
  • Relation between Indices of Malalignment and Oral Hygiene : With regard to Crowding, Dental Plaque Accumulation and Gingivitis
公開日
1995
DOI
  • 10.5834/jdh.45.3_358
公開者
一般社団法人 口腔衛生学会

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説明

口腔内の健康にとって,歯列不正,とくに叢生歯列は,歯口清掃を困難にするため悪影響を及ぼすことが知られている。本研究では叢生歯列と歯垢付着,歯内炎についての関連性を,指数を用いて明らかにする目的で検討した。成人173名を対象に不正咬合,歯口清掃,歯肉の状態について指数による評価を行い,各指数間の関連性,歯垢付着と歯肉炎ハイリスク群を検出するスクリーニングレベルを検討した。不正咬合でない者は約10%,Malalignment Index(MI)より叢生のない者は20.2%,歯内炎を有する者は52.0%,歯垢付着は全員にみられた。不正咬合指数とDebris Index(DI),PMA Index(PMA)間ではMIとの関連性が強かった。また,DIが2以下の群を付着(-)群としてMIのスクリーニングレベルを求めた結果,MIが2以上の者を陰性とする点が良好であった。PMA が0の群を健常群とした時にも,MIが2以下の者を陰性とする点が良好であった。 DI を目的変数,MIによる目転(Rot.)と転位(Dis.)を説明変数とした重目帰分析では,男子はRot.,女子はDis.でよりDIに対する関連性が強かった。同様にPMAを目的変数とした重回帰分析では男女ともDis.でよりDIに対する関連性が強かった。これら指数を用いた方法により,叢生歯列と歯垢付着,歯内炎との関には密接な関連性が示唆された。

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参考文献 (40)*注記

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