書誌事項
- タイトル別名
-
- Experience of Two Cases of Tetanus without a Clear History of Trauma
- 症例報告 明らかな外傷を認めなかった破傷風の2例
- ショウレイ ホウコク アキラカ ナ ガイショウ オ ミトメナカッタ ハショウフウ ノ 2レイ
この論文をさがす
抄録
破傷風は皮膚の創傷部位から芽胞が侵入・発芽し, 神経毒素を産生することで発症する. 一般的には外傷歴と臨床症状から診断するが, 外傷歴の明らかではない症例では, 臨床症状のみで診断しなければならない. 今回, われわれは外傷を伴わない2症例を経験したので報告する.<br> 症例1は両頸部・肩部の痛み, 開口障害を主訴に受診し破傷風1期の診断となり, 治療を行った. 症例2は抗破傷風ヒト免疫グロブリンの使用を治療開始時に拒否したが, 翌日より症状が悪化したため, 翌日に抗破傷風ヒト免疫グロブリンを使用した. 入院5日目より数回の頸部の部分的な硬直性痙攣を起こしたが, 気道確保などは行わず治癒した.
収録刊行物
-
- 日本耳鼻咽喉科学会会報
-
日本耳鼻咽喉科学会会報 117 (1), 41-45, 2014
一般社団法人 日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会
- Tweet
キーワード
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390282679988153728
-
- NII論文ID
- 130003395276
-
- NII書誌ID
- AN00191551
-
- ISSN
- 18830854
- 00306622
-
- NDL書誌ID
- 025172830
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可