Supracricoid partial laryngectomy with Cricohyoido-epiglotto-pexyとCricohyoido-pexyを施行した4症例の検討

  • 石永 一
    三重大学大学院医学系研究科 耳鼻咽喉・頭頸部外科
  • 大津 和弥
    三重大学大学院医学系研究科 耳鼻咽喉・頭頸部外科
  • 湯田 厚司
    三重大学大学院医学系研究科 耳鼻咽喉・頭頸部外科
  • 竹内 万彦
    三重大学大学院医学系研究科 耳鼻咽喉・頭頸部外科

書誌事項

タイトル別名
  • Four Cases of Supracricoid Partial Laryngectomy with Cricohyoido-epiglotto-pexy or Cricohyoido-pexy
  • Supracricoid partial laryngectomy with Cricohyoido epiglotto pexy ト Cricohyoido pexy オ シコウ シタ 4 ショウレイ ノ ケントウ

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抄録

2007年より2009年までの間に,当科で喉頭癌に対し4例のSCL-CHEPあるいはSCL-CHP手術を行う経験を得た。3例は照射非制御例に対してSCL-CHEPを行い,1例は前治療なしでSCL-CHPを行った症例であった。SCLの合併症としては声門下肉芽を呈し再手術を要した。全例良好な嚥下機能を獲得し,気管カニューレ抜去を行いえた。SCL-CHEPあるいはSCL-CHPは喉頭機能温存治療として安全に行いうる手術術式であり,特に声門癌の照射非制御例に比して有効と思われた。

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参考文献 (8)*注記

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