書誌事項
- タイトル別名
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- The Treatment for Tracheal Stenosis
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- 気管切開の問題点
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説明
高位気管切開が誘因となった気管カニューレ抜去困難症の2症例を経験した。2症例ともに,他院脳外科医によって気管切開を受けたあとより症状が発現し,再建手術の所見,CT所見で,輪状軟骨の欠損および同部周囲の狭窄を認め,高位気管切開が原因と考えた。<br>2症例ともに,喉頭気管皮膚瘻を用いた段階手術を計画した。2症例とも経過良好で,1症例は喉頭気管瘻閉鎖後約1年経過したが,再狭窄は認めていない。1症例は呼吸機能の問題で喉頭気管皮膚瘻は閉鎖していないが,気管狭窄は認めていない。<br>気管喉頭狭窄を伴うカニューレ抜去困難症に対しては,喉頭気管皮膚瘻を用いた段階手術は安全かつ確実な方法と考えた。
収録刊行物
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- 日本気管食道科学会会報
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日本気管食道科学会会報 54 (3), 219-222, 2003
特定非営利活動法人 日本気管食道科学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679990529280
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- NII論文ID
- 10011597285
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- NII書誌ID
- AN00187474
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- ISSN
- 18806848
- 00290645
- http://id.crossref.org/issn/00290645
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可