映像・音声と同期した解析結果が表示される喉頭動画像記録

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タイトル別名
  • New Recording System for the Larynx Developed—Enables Simultaneous Image/Sound Recording and Analysis Results Display—
  • エイゾウ ・ オンセイ ト ドウキ シタ カイセキ ケッカ ガ ヒョウジ サレル コウトウ ドウガゾウ キロク

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抄録

<p>喉頭画像の記録方法は,テープに記録するアナログ方式から,ハードディスクにファイル形式で記録するデジタル方式に移行している。しかしながら,記録内容は動画像と音声のみである点に関しては変化はなかった。音声解析・音響解析によりさまざまな情報が得られるようになっているが,喉頭動画像記録とは別に行われ,その結果の保存に関してはもとのデータとの関連性を含めて保存しておく必要があり,ある程度の専門的な知識が要求される。通常の喉頭画像撮影時に記録される音声をリアルタイム処理し,解析結果をそのまま動画像内に描き込む方法を構築した。描き込む情報は,音階,基本周波数,基本周波数の標準偏差,PPQ,APQ,NNEa,HNR,パワースペクトル波形であり,撮影中のモニタで視認できるように約0.2秒 (6フレーム) ごとに更新した結果を描き込む。描き込まれた情報は画像の一部となるため,動画再生可能であればいつでも見ることができる。描き込まれるデータはテキスト形式でも出力されるため,二次利用も容易に行える。</p>

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