長期寛解中に声門下腫瘤として再発した悪性リンパ腫の1例

  • 福本 晶
    国立病院機構岡山医療センター 耳鼻咽喉科
  • 土井 彰
    高知医療センター 耳鼻咽喉科

書誌事項

タイトル別名
  • A Case of Malignant Lymphoma with Subglottic Stenosis
  • 症例 長期寛解中に声門下腫瘤として再発した悪性リンパ腫の1例
  • ショウレイ チョウキカンカイチュウ ニ セイモン カ シュリュウ ト シテ サイハツ シタ アクセイ リンパシュ ノ 1レイ

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抄録

<p>症例は80歳女性,悪性リンパ腫治療後再発を繰り返しながらも約7年間寛解状態を維持していた。突然の呼吸苦を主訴に救急搬送され,声門下に限局した腫瘤として再発が判明し,緊急気管切開を要した。気管切開時に行った腫瘤の生検の結果,悪性リンパ腫の再発であることが判明した。術後1カ月程度で悪性リンパ腫の再発に対して救援化学療法を開始し,腫瘤は消失し寛解状態となった。</p>

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