書誌事項
- タイトル別名
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- Clinical Significance of Recombinant Human Granulocyte Colony-stimulating Factor (rG-CSF) in the Chemotherapy of Patients with Malignant Lymphoma.
- 悪性リンパ腫におけるrG-CSF併用化学療法の臨床的有用性とその意義
- アクセイ リンパシュ ニ オケル rG-CSF ヘイヨウ カガク リョウホウ
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説明
悪性リンパ腫10例において化学療法後の骨髄抑制を軽減する目的でrG-CSF併用化学療法を行い,その有用性とrG-CSF投与前後の末梢血幹細胞動態について検討した。6例に同一化学療法を2回行い,2回目の化学療法終了翌日より14日間,2μg/kg/日のrG-CSFを皮下注した(投与方法(1))。4例では化学療法終了後,白血球数のnadir翌日より4日間300μg/bodyのrG-CSFを静注した(投与方法(2))。また,投与方法(1)ではrG-CSF投与前,投与7日後,14日後の,投与方法(2)では前,4日後,7日後の末梢血幹細胞数を算定し比較検討した。その結果,rG-CSFの併用は骨髄抑制を著明に軽減するとともに治療期間の短縮を可能とし,感染症にも有効であった。末梢血中の幹細胞数は投与方法(2)で全例4日目に26∼60倍と著増し,PBSCTに応用可能であると思われた。
収録刊行物
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- 臨床血液
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臨床血液 33 (12), 1789-1796, 1992
一般社団法人 日本血液学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680003835776
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- NII論文ID
- 130004919091
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- NII書誌ID
- AN00252940
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- COI
- 1:STN:280:DyaK3s7isVKrsA%3D%3D
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- ISSN
- 18820824
- 04851439
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- NDL書誌ID
- 3801653
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- PubMed
- 1282572
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- journal article
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- データソース種別
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- JaLC
- NDLサーチ
- PubMed
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可