中枢神経症状をともない腎生検にて確定診断をえた血管内大細胞型B細胞リンパ腫の1例

書誌事項

タイトル別名
  • A case of intravascular large B-cell lymphoma (IVLBCL) with central nervous system symptoms diagnosed by renal biopsy
  • 症例報告 中枢神経症状をともない腎生検にて確定診断をえた血管内大細胞型B細胞リンパ腫の1例
  • ショウレイ ホウコク チュウスウ シンケイ ショウジョウ オ トモナイ ジンセイケン ニテ カクテイ シンダン オ エタ ケッカン ナイ ダイ サイボウガタ B サイボウ リンパシュ ノ 1レイ
  • [Case of intravascular large B-cell lymphoma (IVLBCL) with central nervous system symptoms diagnosed by renal biopsy]
公開日
2014
資源種別
journal article
DOI
  • 10.5692/clinicalneurol.54.484
公開者
日本神経学会

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説明

症例は60歳男性である.発熱,頭痛,回転性めまいを主訴に来院した.軽度の失調性歩行を呈し,MRI拡散強調画像で左頭頂葉に線状の高信号域をみとめた.血清LDHと可溶性IL-2受容体の上昇から血管内リンパ腫がうたがわれたが,初回の皮膚・骨髄生検では診断にいたらなかった.2ヵ月後,左上肢の感覚障害が出現し,右前頭葉,両頭頂葉に新規病変をみとめた.全身検索の結果,体部CTで両腎に多発性低吸収域をみとめ,腎生検で組織学的に血管内大細胞性B細胞リンパ腫と診断した.本疾患は比較的まれであるが,急速に進行し予後不良となるばあいもあるため,すみやかな全身検索により適切な生検部位を確定し,早期診断に努めることが重要である.

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