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- 石山 謙
- 金沢大学附属病院 血液内科
書誌事項
- タイトル別名
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- Immune pathophysiology of acquired aplastic anemia
- トクハツセイ サイセイ フリョウセイ ヒンケツ ニ オケル メンエキガクテキ ビョウタイ
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抄録
特発性再生不良性貧血(AA)は汎血球減少と骨髄の低形成を特徴とする症候群である。T細胞特異的な免疫抑制療法が奏効することから,AAの主な発症機序はT細胞による造血幹細胞の傷害と考えられている。しかし,特定のHLAアレル(HLA-DRB1*1501)の高保有率や発作性夜間ヘモグロビン尿症(PNH)形質の血球の増加等の免疫学的病態マーカーがこれまでに報告されてはいるものの,本質的な病態の解明は遅れている。本稿では,これまでに得られてきたAAの免疫病態と,それを反映するマーカーについて述べる。
収録刊行物
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- 臨床血液
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臨床血液 57 (5), 525-530, 2016
一般社団法人 日本血液学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680011464576
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- NII論文ID
- 130005155376
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- NII書誌ID
- AN00252940
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- ISSN
- 18820824
- 04851439
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- NDL書誌ID
- 027454593
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- PubMed
- 27263775
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- PubMed
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可