書誌事項
- タイトル別名
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- Intravascular lymphomatosis manifesting clinically as subacute encephalopathy
- 症例報告 亜急性の意識障害を主徴としたintravascular lymphomatosisの62歳女性例
- ショウレイ ホウコク アキュウセイ ノ イシキ ショウガイ オ シュチョウ ト シタ intravascular lymphomatosis ノ 62サイ ジョセイレイ
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説明
症例は62歳女性で意識障害のため入院した.入院後,意識はすみやかに改善したが,血液検査で炎症所見,髄液蛋白高値をみとめた.頭部MRI上,拡散強調画像,T2強調画像にて脳梗塞様高信号域が散在していた.抗生剤,抗ウィルス薬を投与したが炎症反応は改善せず退院した.退院後,亜急性に異常行動が出現し,しだいに活動性が低下したため,再入院した.炎症反応の増悪と,頭部MRIにて脳梗塞様高信号域の増大をみとめた.脳生検にて,intravascular lymphomatosis(IVL)と診断し,rituximab併用多剤化学療法にて寛解しえた.RituximabはIVL治療において重要な追加薬剤となる可能性がある.<br>
収録刊行物
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- 臨床神経学
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臨床神経学 48 (5), 328-332, 2008
日本神経学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680011471360
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- NII論文ID
- 130004504501
- 10021187608
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- NII書誌ID
- AN00253207
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- ISSN
- 18820654
- 0009918X
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- NDL書誌ID
- 9524912
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可