フィンゴリモド投与10日後に多巣性白質病変を呈し急性増悪を示した視神経脊髄炎関連疾患(NMOSD)の1例

書誌事項

タイトル別名
  • A case of neuromyelitis optica spectrum disorder developing a fulminant course with multiple white-matter lesions following fingolimod treatment
  • 症例報告 フィンゴリモド投与10日後に多巣性白質病変を呈し急性増悪を示した視神経脊髄炎関連疾患(NMOSD)の1例
  • ショウレイ ホウコク フィンゴリモド トウヨ 10ニチ ゴ ニ タソウセイ ハクシツ ビョウヘン オ テイシ キュウセイ ゾウアク オ シメシタ シシンケイ セキズイエン カンレン シッカン(NMOSD)ノ 1レイ

この論文をさがす

抄録

症例は抗アクアポリン4(AQP4)抗体陽性の視神経脊髄炎関連疾患(NMOSD)の49歳女性である.フィンゴリモド(1.25 mg/日)投与を開始し,治療10日後に急激な意識障害,失語症,右半側空間無視,右片麻痺が出現し,多巣性白質病変を呈し急性増悪をみとめた.抗AQP4抗体陽性のNMOSD症例へのフィンゴリモド投与は,症状の急激な増悪をみとめる可能性があることを報告する.

収録刊行物

被引用文献 (4)*注記

もっと見る

参考文献 (10)*注記

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ