書誌事項
- タイトル別名
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- An autopsy case of pandemic (H1N1) 2009 influenza virus-associated encephalopathy
- パンデミック(H1N1)2009 インフルエンザ ノウショウ ノ 1 ボウケンレイ
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説明
症例は16歳男性である.発熱,意識障害,痙攣で発症し,CTでびまん性脳浮腫,PCR検査でパンデミック(H1N1)2009インフルエンザがみとめられた.オセルタミビル投与,γグロブリン大量療法,ステロイドパルス療法をおこなったが,DIC,多臓器不全を合併し死亡した.剖検では脳浮腫がみられた.髄膜,脳実質には炎症性細胞浸潤はなく,アストロサイトの突起破壊を示唆するclasmatodendrosisがみとめられ,急性脳症の所見を示した.本症例は,パンデミック(H1N1)2009インフルエンザ脳症のはじめての剖検例である.臨床,検査,病理所見ともに,従来の季節性インフルエンザ脳症と同様であった.<br>
収録刊行物
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- 臨床神経学
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臨床神経学 52 (7), 480-485, 2012
日本神経学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680012930816
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- NII論文ID
- 40019380340
- 130004505277
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- NII書誌ID
- AN00253207
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- COI
- 1:STN:280:DC%2BC38fksVKktA%3D%3D
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- ISSN
- 18820654
- 0009918X
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- NDL書誌ID
- 023880878
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- PubMed
- 22849989
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDLサーチ
- Crossref
- PubMed
- CiNii Articles
- OpenAIRE
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可