書誌事項
- タイトル別名
-
- Rasmussen encephalitis and non-herpetic acute limbic encephalitis
- ラスムッセン ノウエン ト ヒヘルペスセイ キュウセイ ヘンエンケイ ノウエン
この論文をさがす
抄録
感染後にグルタミン酸受容体(GluR)自己免疫に関係した病態を呈するラスムッセン脳炎と非ヘルペス性急性辺縁系脳炎について,われわれの知見を中心に概説した.<br> ラスムッセン脳炎では細胞障害性T細胞の関与を主体に,抗GluR3抗体,抗GluRε2抗体などの自己抗体,サイトカインなどが病態メカニズムに関係していると考えられる.<br> 若年成人の非ヘルペス性急性辺縁系脳炎では,急性期にN末エピトープを有する抗GluRε2抗体などが血液脳関門の破綻などにより中枢神経系にいたり何らかの急性期脳炎症状に寄与するが,回復期・慢性期になると血液脳関門の回復により髄液中から消失する病態メカニズム仮説を考えている.<br>
収録刊行物
-
- 臨床神経学
-
臨床神経学 48 (3), 163-172, 2008
日本神経学会
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390282680013358848
-
- NII論文ID
- 20001119616
- 10021187209
-
- NII書誌ID
- AN00253207
-
- COI
- 1:STN:280:DC%2BD1c3kvFGqsw%3D%3D
-
- ISSN
- 18820654
- 0009918X
-
- NDL書誌ID
- 9421010
-
- PubMed
- 18409535
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- NDL
- Crossref
- PubMed
- CiNii Articles
- KAKEN
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可