停留精巣を契機に発見された多精巣症の1例

  • 塩野 裕
    東京慈恵会医科大学附属柏病院泌尿器科 現 町田市民病院泌尿器科
  • 岸本 幸一
    東京慈恵会医科大学附属柏病院泌尿器科
  • 古田 希
    東京慈恵会医科大学附属柏病院泌尿器科
  • 三木 健太
    東京慈恵会医科大学附属柏病院泌尿器科
  • 波多野 孝史
    東京慈恵会医科大学附属柏病院泌尿器科
  • 五十嵐 宏
    東京慈恵会医科大学附属柏病院泌尿器科
  • 大石 幸彦
    東京慈恵会医科大学泌尿器科学教室
  • 清田 浩
    東京慈恵会医科大学泌尿器科学教室

書誌事項

タイトル別名
  • PORYORCHIDISM WITH UNDISCENDING TESTIS: A CASE REPORT
  • 本邦報告例との比較を中心に

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説明

症例は3歳, 男児. 生下時より左停留精巣を指摘されていたが, 精巣の下降を認めないため, 手術目的に当科を紹介受診された. 左停留精巣の診断で手術行ったところ, 左側に精巣を2個認め多精巣症と診断された. 術中の生検では悪性所見を認めなかったため, 重複精巣を陰嚢皮下に固定し, 手術を終了した. 多精巣症は自験例が本邦21例目であった.

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被引用文献 (2)*注記

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参考文献 (12)*注記

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