書誌事項
- タイトル別名
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- A CASE OF PAPILLARY CYSTADENOCARCINOMA OF THE PROSTATE
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説明
患者は86歳の男性で, 尿閉を主訴として当科に入院となった. 両側鼠径部は腫脹し, 前立腺は小鶏卵大に触知, CTで骨盤腔内に巨大な嚢胞性腫瘤が認められた. 嚢胞穿刺液は血清様であった. 血清PSAは600ng/mlであった. 内分泌療法に反応せず, 患者は91日後死亡した. 剖検で, 骨盤骨と肺への転移を伴う前立腺乳頭状嚢胞腺癌と診断された. 機序としては嚢胞壁が癌化した, 非常に稀な症例であると考えられた. 前立腺乳頭状嚢胞腺癌について本邦で報告された7例について検討を加えた.
収録刊行物
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- 日本泌尿器科学会雑誌
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日本泌尿器科学会雑誌 88 (12), 1028-1031, 1997
一般社団法人 日本泌尿器科学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680033587200
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- NII論文ID
- 110003088937
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- NII書誌ID
- AN00196577
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- COI
- 1:STN:280:DyaK1c7is1Omsw%3D%3D
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- ISSN
- 18847110
- 00215287
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- PubMed
- 9465603
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- 資料種別
- journal article
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- PubMed
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可