書誌事項
- タイトル別名
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- MULTIFACTORIAL ANALYSIS OF THE PYURIA AFTER TRANSURETHRAL PROSTATECTOMY
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説明
経尿道的前立腺切除術後の膿尿の消朱を遅延させる因子を395例について分析した. 術後の膿尿持続に影響をおよぼす因子としては, 術前カテーテルの留置, 尿路ないし前立腺の感染, あるいは前立腺ないし前立腺床の大きさなどの局所因子が主に考えられていたが, 今回の分析では意外に年齢や貧血状態, 術前の白血球増多といった全身的な因子, 侵襲に対する生体の抵抗力が大きな役割を占めていることが判明した. 前立腺重量と手術時間には密接な関係があるが, 前立腺重量自体よりも手術時間の方が重要な因子であった. 全例が抗菌剤投与によって管理されたので, 局所感染因子が重要な決定因子でなくなったのであろう.
収録刊行物
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- 日本泌尿器科学会雑誌
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日本泌尿器科学会雑誌 83 (12), 1999-2004, 1992
一般社団法人 日本泌尿器科学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680034512640
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- NII論文ID
- 110003060218
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- NII書誌ID
- AN00196577
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- ISSN
- 18847110
- 00215287
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- PubMed
- 1282163
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- 資料種別
- journal article
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- PubMed
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可