書誌事項
- タイトル別名
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- Power Generation by and Microbial Community Structure in Microbial Fuel Cell Treating Animal Wastewater
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説明
養豚廃水と酪農廃水の二種類の畜産廃水を用いて,エアカソード一槽型微生物燃料電池を運転した。それぞれのリアクターの最大電力密度は,養豚廃水を用いたリアクターでは831 mW・m-2,酪農廃水を用いたリアクターでは59 mW・m-2であった。また,両リアクターのアノードにおける微生物群集構造は大きく異なり,養豚廃水および酪農廃水リアクターからそれぞれ,Acidobacteria門,Proteobacteria門に近縁な細菌が見つかった。また,アノードで主に検出された細菌は流入廃水やカソードからのものとは異なっていた。 養豚廃水を用いた系では,カソードへの塩の析出が多く観察され,析出物にはリン,マグネシウム,カルシウムが高濃度に含まれていた。
収録刊行物
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- 水環境学会誌
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水環境学会誌 35 (1), 19-26, 2012
公益社団法人 日本水環境学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680058313088
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- NII論文ID
- 130002115623
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- ISSN
- 18813690
- 09168958
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可