緑化法面に侵入したクズ(Pueraria lobata)の駆除試験

書誌事項

タイトル別名
  • The test of get rid of invaded <I>Pueraria lobata</I> at sloope planting
  • リョッカ ノリメン ニ シンニュウシタ クズ Pueraria lobata ノ クジョ シケン

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説明

施工後約10年が経過してクズに覆われた緑化法面において,使用方法が異なる3種類の除草剤(散布・滴下・挿入)を選択し,駆除手法確立のための試験施工を実施した。その結果,全面散布タイプの除草方法では,クズ以外の植物にも影響を与えるが,1回の散布でも翌年5月に再生した株頭はなかった。株頭処理タイプの滴下型では,翌年の5月には若干再生した株頭が確認された。挿入型では,再生した株頭は確認されなかった。しかし,施工時期によっては滴下型の効果が期待できる場合もあった。除草時期と除草剤の特性,クズの生態などを考慮することで,緑化法面におけるクズを駆除できる可能性が示唆された。

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