有機物の化学的緩衝能力を用いた極強酸性土壌緑化

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タイトル別名
  • Revegetation of highly acidic soil utilizing chemical buffering capacity of organic matter
  • ユウキブツ ノ カガクテキ カンショウ ノウリョク オ モチイタ ゴク キョウサンセイ ドジョウ リョッカ

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抄録

緑化対象面の土壌pHが3.5を下回るような極々強酸性土壌では,緑化時に導入した植生の成立が困難となる場合が多い。また,酸性を中和する目的で石灰等の無機物を用いた場合においても,塩基のバランスが崩れ中長期的な緑化が行えていない事例が多くなっている。このような現状を踏まえ,群馬県万座地区において無機質の竹炭を現地土と混合した客土と有機質腐植土の化学的緩衝能力(恒常性)を期待した二層構造の植生基盤を造成することによって,対象面を緑化する手法についての成果と有効性について報告するものである。

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