森林土壌における蛍光画像解析法を用いた糸状菌・細菌別の定量法

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タイトル別名
  • Measurement of fungal and bacterial biomass in forest soil using Fluorescence Image Analysis Method (FIAM)
  • シンリン ドジョウ ニ オケル ケイコウ ガゾウ カイセキホウ オ モチイタ シジョウキン サイキン ベツ ノ テイリョウホウ

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抄録

緑化基盤や緑化後の土壌生態系の回復を評価するうえで,土壌微生物の特徴を定量的に把握しておくことは重要である。これまで,土壌微生物の定量方法として糸状菌と細菌を分けてバイオマスを把握できるのは,熟練を要する直接検鏡法のみであった。近年,蛍光画像解析法を用い簡便に直接検鏡法の実施が可能となり,その森林土壌への適用を検討した。その結果,森林土壌に多い糸状菌を正確に測定するため,染色が退色しないよう画像の撮影は迅速に行うこと,プレパラート1枚に30視野の測定として土壌採取地点を多くすべきことが明らかとなった。細菌は少ないため,農地土壌の基準よりも一画像の範囲を広くすべきことがわかった。

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参考文献 (16)*注記

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