天竜川上流および三峰川の堤防法面におけるチガヤマット設置の効果

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タイトル別名
  • The effect of Chigaya Mat laid on the embankment slope in the upstream in Tenryu-River and Mibu River
  • テンリュウガワ ジョウリュウ オヨビ ミブガワ ノ テイボウ ノリメン ニ オケル チガヤマット セッチ ノ コウカ

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抄録

一級河川天竜川および三峰川の一部の堤防では,オオキンケイギク(Coreopsis lanceolata)が優占し,これが堤防の裸地化と浸食の原因となっている。そこでオオキンケイギクの侵入を抑制し安定した堤防植生を形成させるため,チガヤ(Imperata cylindrica)のマット状苗(チガヤマット)を設置し観察を行った。その結果,設置からおよそ半年で堤防法面はチガヤが優占する植生が形成された。この間,堤防法面の浸食は認められなかった。設置から1年後には根茎由来のオオキンケイギクが若干確認されたが,種子由来による侵入は認められていない。

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参考文献 (2)*注記

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