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- 山田 守
- SPTEC•YAMADA
書誌事項
- タイトル別名
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- Approach to materialize our slope revegetation consider the nature restoration and the biodiversity
- シャメン リョクカ ニ オケル ショクサイボク ノ セイセキ ハンテイ ホウホウ ノ アリカタ
- On the evaluation basis of vegetated condition after slope planting
- 斜面緑化における植栽木の成績判定方法のあり方
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説明
斜面の自然回復緑化では,可能な限り生物多様性の高い植物群落の造成が望ましく,そのためには多様な植物を導入することが望まれる。そして,その導入手段の多様化も必要となる。現在,法面緑化工では,播種工が主として行われているが,植栽工も重要な手段である。しかし,切土法面では植栽工の実施例が少なく,また,検査基準など成果判定方法が無いのが現状である。本報告では,既往報告より切土法面での植栽木の生育について検証した。限られた樹種,限られた事例ではあるが,生存率の高い樹種,低い樹種が見られた。これらの結果から,著者は成績判定の目安として,施工後1 年目の植栽木の生存率は70% 程度以上が適当と考える。しかし,自然回復緑化では,単に,検査基準値を設定するのではなく,施工記録の保存,モニタリングなどが重要であることを提言する。
収録刊行物
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- 日本緑化工学会誌
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日本緑化工学会誌 34 (3), 466-469, 2008
日本緑化工学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680061868160
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- NII論文ID
- 110007138312
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- NII書誌ID
- AN10130633
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- ISSN
- 18843670
- 09167439
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- NDL書誌ID
- 10208543
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可