姫路市内における緩衝緑地内の樹林構造の評価に関する研究

書誌事項

タイトル別名
  • Study on the evaluation of the forest structure in buffer green belts in Himeji City
  • ヒメジ シナイ ニ オケル カンショウ リョクチ ナイ ノ ジュリン コウゾウ ノ ヒョウカ ニ カンスル ケンキュウ

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説明

本研究は,緩衝緑地整備において適用された「パターン植栽」の手法によって形成された樹林構造の特性を検証するため,施工後約30年が経過した兵庫県姫路市の中島地区を対象に行った樹木調査,植生調査の結果に基づき,天空率,相対照度,土壌環境要因との関係について分析を行うとともに,現在の樹林の生育状況を鬱閉度,多様度,活力度の指標を用いて定量的に評価した。この結果,相対照度と種数,腐植含有量と種数の間に強い相関が見られた。また,全体として樹林の鬱閉度は高く,活力度は低いことから,良好な生育状態とは言えず,多様度は落葉樹が混交し,優占することにより指数が高くなることが示唆された。

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