ノルボルネン骨格を有する環状カーボナートとビスフェノールA型エポキシ樹脂との共重合

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タイトル別名
  • The Copolymerization of Cyclic Carbonate having a Norbornene Backbone with Bisphenol A Type Epoxy Resin and Properties of the Obtained Cross-linked Polymers
  • ノルボルネン コッカク オ ユウスル カンジョウ カーボナート ト ビスフェノール Aガタ エポキシ ジュシ ト ノ キョウジュウゴウ

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説明

熱潜剤性開始剤1の存在下, ノルボルネン骨格を有する環状カーボナート (NCC) とビスフェノールA型エポキシ樹脂 (DGEBA) とのカチオン開環共重合挙動ならびに得られた架橋体の性質を検討した。その結果, 硬化反応条件を選択することで, 均質な共重合体が合成された。重合時の体積変化 (体積収縮率) は, DGEBA単独重合系に比べ, NCCとの共重合系の方が緩和された。また共重合体の熱的性質を検討したところガラス転移温度の低下が観察された。さらに, 内部応力測定の結果, 硬化過程ならびに冷却過程において内部応力の低下も観測された。

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